人生100年時代到来!売買の流れ・必要書類・よくあるトラブルなどを解説をご紹介いたします!

このサイトは、車を販売する方法の中で個人間売買がありますが基礎知識を身に付けることができる情報を掲載しています。
何も知らないままで売却をしてしまうと、トラブルが起きてしまう問題や、法的な問題に抵触する可能性もあります。必要となる書類の内容や、売り出しから購入者へと送るまでの一連の流れを事前に理解をしておく方法で成功に導くことができます。委託可能なサービスも使うことができるので、不安に感じるようであれば委任する方法も悪くはありません。

売買の流れ・必要書類・よくあるトラブルなどを解説

自動車の売却方法には個人間売買という手法もあり、所有者は高く売ることができるメリット、購入者側は安く欲しい車種を入手できるメリットがあります。
この方法では基礎知識は必要になり、必須となる書類は車検証とリサイクル券、自賠責証明や車税の証明、印鑑登録証明書や譲渡証明書などいくつもの提出物が求められます。書類を準備した後には写真撮影を行う必要性があり、トラブルに発展しないように慎重に撮影すべき箇所を確認することも欠かせません。
例えば左後部のバンパーの下側に傷が付いている場合、所有者が気付かなくても購入者からクレームが来てしまうので、今一度確認をした上で、傷がある場所は分かりやすく写真撮影をする方法でトラブルを回避できます。もしも面倒に感じる方であれば、一連の作業を委託できる会社があるので、任せてみる方法であればエンジンルーム内など問題がある箇所も指摘してノークレームで売却を行えます。

個人間売買で車を売却するときの流れを知ることは重要

今はインターネットを使って様々な売買をすることが可能となりました。ネットオークションなどでは実にいろんな物が出品されています。
たとえばマイカーを売却したいときでもこのオークションに出品することが可能です。マイカーを売却する方法としては中古車販売店を利用することが一般的でしたが、こうしたオークションを使って個人間売買をする人も少なくありません。しかし、個人で売買する方法は中古車販売店での売買とは異なりますので、まずはその流れを知ることが必要です。
個人間売買のおおよその手続きや流れは、売却したいマイカーの状態や価値を写真などを使って相手に確認してもらうことが必要になります。そして合意に至れば契約の締結に移行するわけです。このときに重要になるのが契約書の作成になります。この契約書に記載されたルールで売買が行われることになりますので、書類は自分と相手の2通が必要です。代金の支払いが済めばいよいよ商品車両の引き渡しとなります。
この他にも手続きは必要です。車両保険や自賠責保険の名義変更なども忘れずに行わなければなりません。マイカーを個人間売買するのはこのようなネットオークションを利用する以外に、友人などの知人に譲り渡す場合も基本的には同じ流れになります。

車を個人間売買する時の法的な手続きについて

クルマを個人間売買する際に、必ずクルマの名義変更をしなければなりません。クルマの名義変更には、車検証と印鑑証明書、実印が押印された委任状と譲渡証が要ります。
軽のクルマの場合は住民票と認印で問題ありません。譲渡する相手とナンバープレートの地名が違えば、ナンバープレートを外して新たに作ってもらう必要があります。買い手も同じく印鑑証明書と委任状、車庫証明を事前に警察に届け出て、確認してもらったのちに受け取る必要がありますが、これには数日かかります。税の申告書とともに、陸事で名義変更の手続きを行います。
個人間売買といっても、素人では行ってはいけないこともあります。ナンバープレートの封印です。陸事で新たなナンバープレートを受け取るとき、封印というアルミの丸い蓋のようなものを渡されますが、これは行政書士かディーラー、整備工場に依頼して付けてもらいます。譲渡するということで、自賠責保険の名義も変更しなければならないので、保険会社に名義変更の依頼をしましょう。

車の個人間売買をする時に知っておきたい価値の知り方

車を個人間売買する際に、お互いがその価値を知っておかないと、どちらかが大きく損をする可能性があります。
車の値打ちは、単純な査定額とは異なります。例えば、数十年前に発売されたようなヴィンテージのものは、その年式の古さから査定額はゼロになる可能性が高いです。しかし、「中古で公道を走れるもの、整備すれば乗れるもの」としての流通の少なさから、それをほしいと思う人の中にはどれだけ支払っても良いと考える人もいます。そのような人が全国に多ければ多いほど、その価値は高くなります。
個人間売買の際には、事前にインターネットなどで流通量や平均販売価格を調べておきます。通常のディーラーや中古買取店での査定とともに、中古販売専門店やヴィンテージ専門店に出向いておくと良いでしょう。また、その証拠となる査定証や平均売買価格の表をお店の人からもらっておくと安心でしょう。売買にかかわる人同士で、お互いに納得して受け渡しができるようにしておく方が、のちのちトラブルになりづらいと言えます。

車を個人間売買する時に仲介者は必要?

車の個人間売買と下取りどちらが良いのか悩む人も多いものですが、とにかく高く売りたいのであれば個人間売買の方が高くなります。これは考えれば当たり前の話であり、ディーラーに引き取って貰う場合、ディーラーもまた仕入れた車を売って利益を出さなければならないわけですから、市場価格よりも安い金額になります。
個人の間で取引をするのであれば、マージンを取られる相手がいないため市場価格に近い金額で売ることができるというわけです。
ただし、金銭的には得をすることが多いものの、トラブルに巻き込まれやすいというデメリットがあることを理解する必要があります。もとより個人間売買というのはトラブルになりやすいものに加えて、大きな金額が動く取引となるのでより注意が必要です。余計な面倒事に巻き込まれたくなかったり、知識がなくて個人間売買が上手くできる自信がないのであれば、素直にディーラーに下取りに出すのが手間賃だと思えばお得だと言えるでしょう。

車の個人間売買の最大のメリットは高く売れること

車を個人間売買する際の最大のメリットといえば、何と言っても高く売ることができるということです。間に第三者を挟まないわけですから、当然その分のマージンがなくなるのでその分手元に残るお金が増えることになります。
市場価格100万円の車があったとして、そこには業者の利益も乗せられているわけですから業者に売った場合には100万円になるわけではなく、70万円やよくて80万円、それよりも市場価格の半値しかつかないということもあります。個人売買であれば、市場価格に近い金額で売ることができるので、90万円程度の金額を手にすることも不可能ではありません。また、業者では引き取ってもらえないような車であっても値が付きやすいという利点もあります。
状態は悪くないのに古かったり走行距離が多かったり、不人気だからと値段がほとんどつかないというものがあります。そのような車種でも個人間売買であれば、5万円10万円と言った値がつくことがあるため、価格面で業者に売るよりも有利です。

車の個人間売買で想定されるデメリットとは

現在、車の個人間売買をする人が増えてきています。その背景には、インターネットオークションなどを活用して個人でも簡単に取引ができるようになったこと、個人取引では手数料などを省いてお得に売買できることなどがあります。とても魅力的に思える車の個人間売買ですが、デメリットもあるので注意が必要です。
例えば、名義変更などの手続きがきちんと行われない可能性があります。普通の人は名義変更するのが当たり前ですが、車を犯罪に使おうと考えているような危ない人だと、名義変更しないで乗りまわす可能性だってありえます。もし名義変更されないと、税金の請求書などが売り主に届いたり、売却した車が事件・事故などを起した場合に警察の取り調べが来たりするかもしれません。他にも、個人取引では、売買完了後に何か不具合が起きた際に補償などを受けられない事が多く、泣き寝入りということになるケースがよくあります。このように、個人売買にはリスクもつきまとうので注意しましょう。

オンラインでの車の個人間売買には十分に注意しよう

近年ではフリマサイトやオークションサイト等のオンラインでの取引が人気を集めていて、このような中で、車の個人間売買も行われるようになりました。個人と個人の間で車の売買取引を行うことに当たりますが、誰でも気軽に利用することができるメリットがあるものの、場合によっては手続き等において、トラブルが発生しやすいとも言われています。トラブルを未然に防ぐためにも、個人間売買における注意点についてしっかりと把握しておくことが求められます。
その1つに挙げられることが、車の状態について、傷や汚れ、過去の修理歴、これまでの使い方などを細かく質問するようにしましょう。状態があれば買取の査定を受けてもらい、その結果を共有するのも1つです。客観的に車の状態を査定する人がいないので、買ってみたけれども実はひどかったと言うケースも見られます。購入した後に重大なトラブルに発展することが少なくないのです。支払う代金が大きいので、信頼できる相手であるか、万が一何かトラブルが起きた後時に頼れるサービスであるのかなどを確認することが大切です。

自動車を個人間売買する時の年齢制限は何歳でしょう

ディーラーや中古車販売店で車を売ったり買ったりするのが主流ですが、最近ではフリマサイトやオークションを利用して個人間売買を行っている人もいます。
サイトによっては、年齢制限が設けられており、20歳以上で一定の収入がある人でないと登録出来ない場合もあります。その名の通り自分自身が他の人と直接やり取りするのが個人間売買ですが、中間の人件費がかからない分利益は高くなります。知っている人同士であれば頻繁に連絡を取り合うのは可能ですが、取引する相手が面識が無ければ注意が必要です。自動車はやり取りする金額も大きくなるので、交渉していざ支払いになった時に連絡が途絶えてしまう時もあります。フリマサイトを利用するとシステム利用料や配送方法も日用品を扱う時とは異なります。自分のペースで閲覧、出品が出来るのが良い所ですが、相手がどの様な人間性かわからないのでトラブルが起きても当事者同士で解決しなければなりません。

車の個人間売買は安全性に注意することが大切

最近ではインターネットの普及により知らない相手と自由にやりとりができるものとなっているため、これを利用して様々な物品を個人間で売買すると言うケースが増えています。しかし車の場合には様々な手続きが必要であるほか、取引に問題が生じることもあるためこの点を十分に考慮して利用することが重要です。
車の個人間売買では様々な手続きをお互いに行わなければならないため、これを確実に行うことが重要ですが十分にその内容を把握していないと様々なトラブルが発生してしまうことが少なくありません。名義変更や登録手続き等は基本的には購入者が行うことが一般的ですが、これは自ら手続きを行わないといけないため、これが確実に行われないと問題となることが少なくありません。
車の個人間売買は高く売却することができたり、また購入者にとっては安く購入することができるため非常に注目されています。その一方で安全性に問題があることも多く、様々な手続きによるトラブルのリスクもあるため、この点に注意することが大切です。

著者:錦織豪

山梨県甲府市生まれ。カーディーラーの経験を元に車の売買に関する記事を書いています。

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